(8) 整腸薬・下痢止め薬


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1 主な製品
整腸薬 新ビオフェルミンS 新ラクトーンA ラクトコート パンクラミン ヤクルトBL整腸薬 ラッパ整腸薬BF 等多数。
下痢止め薬 エクトール サトウ下痢止め内服液 正露丸 大正下痢止め ビオフェルミン止瀉薬 ワカ末錠 等多数。
 

 

2 整腸薬と下痢止めの違い
整腸薬と下痢止めをお客様はよく混同されています。
違いを比較してみると

 

整腸薬

下痢止め薬

どういうときに使うか 腸の調子を整えたいとき
軽い下痢や軽い便秘などの時
下痢を止めたいとき
成分は?

腸を整える
→乳酸菌・納豆菌

腸内菌の栄養
→乾燥酵母・ビタミン類

腸の殺菌剤
→アクリノール
   クレオソート
   ベルベリン

腸の動きを止める
→ロートエキス

腸の刺激をカバーする
→次硝酸ビスマス

つまり、整腸剤は、腸に栄養を与えて腸の調子を整える働き。(腸の良い細菌が増えるように栄養を与える)
下痢止め薬は、下痢の原因菌を殺菌して、大腸の動きを止める働きがあります。

 

 

3 下痢ってどんなときに起こるの?
 主な下痢の原因は以下の表の通りです。

原因

治療法

食あたりなどで腸の中に有害な細菌や毒物ができ、それを排出しようとする時(急性)

腸内殺菌剤

腸内乳酸菌

激しいときは医師の診断を勧める

ストレスなどで腸の動きが不調になり下痢や便秘を繰り返す。(慢性)

大腸の過敏な動きを止める薬
(ロートエキスなど)

  腸内乳酸菌(整腸薬)

癌や潰瘍などの他の疾患(病気)がある場合。 かかりつけの医師に相談
抗生物質などを服用していると副作用で腸の働きが悪くなり下痢を引き起こす かかりつけの医師に相談
しかし、ここで注意しなくてはならない事があります。

 

 

4 よく質問されること
Q1 下痢と便秘を繰り返すのですが・・・。
A1 下痢と便秘を繰り返す場合、腸内の細菌のバランスが壊れていることが考えられます。正常な腸の中には100種類100兆以上の細菌が常在しています。悪影響を及ぼす細菌が増殖したりすると、腸のバランスが壊れて、腸の内容物(便)が異常に発酵したり、水分を腸から吸収できず、便秘や下痢を繰り返します。
その様なときは、発熱や嘔吐(吐き気)の症状がでていないことを確認して整腸薬をおすすめしてください。下痢が気になるようならば、ロートエキスが配合された下痢止め薬を一緒にすすめても良いでしょう。ただし整腸薬を服用しても改善が見られない場合は医師の診断を勧めましょう。他の病気(癌や潰瘍など)のおそれもあります。

 

 

Q2 おならが臭いのですが・・・。

A2 おならは健康体の方はそんなに臭いモノではありません。キョーレツに臭いおならの原因は腸の中で悪い細菌が増えて硫化水素が発生している場合が多いようです。
他に、ニンニクやニラ料理を食べた後もおならは臭くなります。何日も続くようでしたら整腸剤を服用して腸の細菌のバランスを整えると良いでしょう。

 

 

Q3 ストレスがたまって下痢気味なのですが・・・。
A3 ストレスがたまると自律神経のバランスが崩れてきます。
自律神経とは体のあらゆる器官でブレーキとアクセルの働きをしています。(腸を動かしたり、動きを止めたり。胃酸を出したり、止めたり。)
つまり、ストレスがたまると腸の動きが不調になることがあるのです。その様なときは自律神経系に働く抗コリン剤のロートエキスを服用すると下痢は止まります

 

 

Q4 下痢の他に発熱や吐き気もあるのですが・・・。
A4 このような場合は、感染症(腸炎ビブリオ・サルモネラ菌・病原性大腸菌)のおそれもあり、即刻医療機関へ行き医師の診察を受けるようにすすめること。
むやみに下痢止め薬を販売しないこと!

 

 

Q5 牛乳アレルギーがあるのですが・・・。
A 下痢止め薬の中には「タンニン酸アルブミン」という成分が含まれているモノがあります。アルブミンは牛乳の成分のカゼインから作られた成分です。そのため、牛乳アレルギーのあるお客様には「タンニン酸アルブミン」が含まれない下痢止め薬を選ぶ。