(5) 鼻炎用内服薬・点鼻薬


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1 主な製品
●鼻炎用内服薬 スカイナー鼻炎用S ストナリニ コンタック600SR 新コルゲンコーワ鼻炎ソフトカプセル パブロン鼻炎カプセルL 等多数
●点鼻薬 新ルル点鼻薬 パブロン点鼻薬 エージーノーズ 等多数
 

 

2 「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」
どうして、「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」の症状が出てくるのかというと

原因を解説すると
@ 鼻の中に異物(ばい菌)やアレルギーの原因となる物質が入ってくる。
A ばい菌やアレルギー原因物質を取り除こうと反射運動をする。
B くしゃみ・鼻水で、外に出す。鼻の中が炎症を起こしたり、鼻水などの分泌物がたまって、鼻づまりが発症する。

いうことで、治療法(漢方薬は除く)は以下の通りになります。

@ ばい菌やアレルギー原因物質を鼻に入れない。(予防)
A @の物質が入ってきても反射運動を起こさせない。(抗ヒスタミン剤)
B 鼻水を元から止めて、炎症を鎮める。(抗コリン剤・消炎剤・血管収縮剤)
 

 

3 よく質問されること
Q1 「眠くならない鼻炎の薬をください。」→「漢方薬」をすすめる。
A1 鼻炎の薬(化学薬品)を服用すると、とても眠くなります。これは、「抗ヒスタミン剤」が原因です。「抗ヒスタミン剤」の代表的な成分には「マレイン酸クロルフェニラミン」があります。この成分は多くの鼻炎薬に含まれています。

漢方薬には「抗ヒスタミン剤」が含まれていませんので、眠くなると言う副作用はありません。効き目は、症状に合わせて選択すれば化学薬品に引けを取りません。ここでは3つの漢方薬を紹介しておきます。
3処方いずれも食前または、食間の服用になります。
処方名 特徴・注意事項
小青竜湯
(しょうせいりゅうとう)
鼻水症状の初期に。
水っぽい鼻水や痰・咳に効果
体内の水分代謝を改善
葛根湯加川キュウ辛夷
(かっこんとうかせんきゅういんい)
鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症に効果
血液の循環を促進し、うっ血を除く作用
(商品名:ベルエムピK
荊芥連翹湯
(けいがいれんぎょうとう)
慢性鼻炎、蓄膿症、慢性扁桃炎、にきびに効果
鼻汁が濃く膿汁となっている状態の改善
(商品名:ベルエムピL

 

Q2「鼻炎の薬を飲むと喉がかわくのですが…?」→のど飴などを勧める
A2 鼻炎の薬(漢方薬を除く)を服用すると「のどの渇き」の副作用があります。
これは、鼻水を出す体の中のスイッチと喉の潤いを保つスイッチが同じであるからです。
(スイッチを止める働きのある成分を抗コリン剤といいます。)
つまり、鼻水を止めると喉の潤いもなくなってしまうのです。こういう場合は、のど飴などをおすすめしてください。

 

 

Q3 「卵アレルギーなのですが…。」→「塩化リゾチームを含まない製品」
A3 卵アレルギーの方には「塩化リゾチームを含まない製品」を選びましょう。
塩化リゾチームは鶏卵の卵白から作られた成分で炎症を止める働きがあります。

 

 

Q4 「点鼻薬は、どのくらいの間隔で点鼻すればよいですか?」
A4 点鼻薬は、鼻の粘膜に直接薬剤を噴霧して、すばやく、充血や鼻水を分解してくれる働きがあります。即効性のため、愛用者も多い製剤です。
点鼻する間隔は、どの製品も「3〜4時間ごとに、1回1〜2回噴霧、一日に6回まで」と記載してあるのが一般的です。特に重要なのが、「3〜4時間ごと」という点です。服用間隔時間が短いと効きが悪くなります。