(3) 総合感冒薬(かぜぐすり)


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1 主な製品

パブロン(S・G) ルルA エスタックイブ ジキニン ドリスタン カコナール等、多数。
毎年新しい風邪薬が発売されています。

 

 

2 そもそも「総合感冒薬」って、なに?

 かぜは、とても身近な疾患(病気)で、接客で相談を受けるケースが多いです。
 かぜの症状は「くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳、痰、発熱、頭痛…」など様々です。それらの症状をまとめていっぺんに緩和する働き(症状を抑える働き)をするのが総合感冒薬です。そのため、鎮痛剤や咳止め、鼻水止めの薬をブレンドして出来ています。
しかし、かぜの原因の「ウィルス」は退治してくれないので1週間以上総合感冒薬を服用しても治らないときやひどくなるときは病院へ行くことをおすすめしてください。

 

 

3 よく質問されること

Q1「かぜの引き始めで、寒気がするのですが。」→「葛根湯」
A1 かぜの引き始めは、寒気の症状を訴える方が多いです。他に熱や咳などの症状が出ていないときには、「葛根湯」をおすすめするとよいでしょう。(鼻水や咳の症状を抑えることも出来るが効果が弱い)
 「葛根湯」という名称で多種販売(「カコナール」、「カネボウ葛根湯」等)してますが成分は全く同じです。(中国漢方書の「傷寒論」に従って処方され、肩こりの治療にも使用されてます。) 食前または食間に服用し、体を温め、汗を出します。眠くならないので車の運転をされる方や受験生の方にもおすすめできるタイプです。
 ただし、かぜ症状が顕著に出ている場合(咳や鼻水など)は化学薬品をおすすめしてください。

 

 

Q2「寒気もするし咳も鼻水もでるのですが…」→「お湯で溶かして飲む風邪薬」
A2 お湯で溶かして服用することに抵抗がない方には「お湯で溶かして飲む風邪薬」をおすすめすると良いでしょう。代表的な製品には「ドリスタン」があります。特徴としては以下の通りです。
お湯に溶かしてから服用することで、身体を暖めてくれます。

●風邪の諸症状に効果を発揮する化学成分を配合
●発熱などで消耗する水分も補給できます。
●ぐっすり眠れるノンカフェイン処方です。→眠くなります。

 

 

Q3「ドリンクタイプの良く効くかぜ薬ください」
A3 「アンプルタイプ」の総合感冒薬です。代表的な製品には「小児用ジキニン」があります。大人が服用する場合は一本で一回用量です。(通例として服用されている)
 吸収が錠剤や散剤、顆粒に比べて素早いので速効です。飲みやすい液体のため一度に何本も服用することは避けなければなりません。(一本で様々なかぜ症状を抑えるのに最大限に近い成分が入っています。)このようなドリンクタイプのかぜ薬は基本的にはすべて「小児用」と記載してあります。お客様には説明が必要な製品です。
 私自身としては、あまり小児用の液体風邪薬の一本服用というのは、おすすめできません。
お客様から、要求されたときのみ販売しております。

 ただし、多くの薬局・薬店では上記のような服用方法が昔からの慣例として販売しております。

 

 

Q4「卵アレルギーの体質なのですが…。」 
A4卵アレルギーの方が注意しなければならないのは「塩化リゾチーム」(消炎酵素配合の製品です。
「塩化リゾチーム」は卵(鶏卵)の卵白から取り出された成分であるためです。
「塩化リゾチーム」は喉の炎症を鎮めたり、痰や鼻水を分解してくれる働きをします。
そのため、総合感冒薬だけでなく、咳止め、鼻炎用薬、目薬、痔の薬など多岐に渡って使用されているため注意が必要です。
アレルギー体質と申し出られたお客様には、卵アレルギーかどうかを必ず確かめてください。

 

 

Q5「かぜ薬と一緒に飲む栄養剤は?」
A5 代表的な製品には「リコリス」、「ハイアンプル」などがあります。
 病気で発熱したり、過労によって体力を消耗したり、胃腸障害などで体調を崩した時などは体力の低下をきたしたときの栄養の補給剤。(「発熱性消耗疾患」の時の栄養補給剤)失われがちなビタミンやアミノ酸や、炎症を抑え、胃腸を保護する「カンゾウエキス」配合です。
体の回復が早くなるので、かぜ薬と一緒に服用すると効果的です。同時に服用してもかぜ薬成分に影響はありません。(ノンカフェインのため)

 

 

4.注意すべき点

●「ピリン系」か「非ピリン系」か?〜総合感冒薬には解熱鎮痛剤がたいがい配合されています。従って解熱鎮痛剤の項目で説明の通り、「ピリン系」か「非ピリン系」かどうか、チェックが必要です。「ピリン系」の総合感冒薬で代表的な製品は「プレコール持続性カプセル(錠)」があります。

●総合感冒薬には様々な種類があります。それぞれの特徴は【効能・効果】の一番最初に記載してある症状が一番効くと考えて良いでしょう。