(1) 薬の服用法


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1.服用時間

薬局薬店で販売している薬(OTC薬)には、「食後」という服用時間が多いのですが、
「食前」「食間」に服用という薬もあります。確認しておきますと、

食後

食事のあとから30分後までに服用

食前

食事をとる20〜30分前に服用

食間

食事と食事の間(前の食事の2〜3時間後)に服用

特に、「食間」を注意してください。
食事中に薬を服用するわけではないです。

 

 

2. 薬を何で飲むのが一番良いか

水で飲むのが最も無難です。白湯(=ぬるま湯)でもいいです。
胃の中で素早く溶ける為にもコップ一杯くらいの水で飲まれた方がよいでしょう。水なしで服用すると食道に付着して炎症や潰瘍が出来ることもあります。
ただし「チュアブル」(口の中で徐々に溶かす薬)もありますので注意してください。
牛乳やジュース、炭酸類、アルコール類は、吸収が悪くなったり、効き目が強く出過ぎたりするので避けてください。

 

3.剤形(薬の形)

薬には、様々な形があります。これを「剤形」といいます。

内 服 剤

錠剤

現在、最も多く使用されているタイプ。
味の良くない薬をコーティングした、糖衣錠や楕円形の形の錠剤もあります。

散剤

いわゆる、「こなぐすり」。粒子が細かい。
苦みがあるものは、服用するのに抵抗がある。
変質しやすいので保存しにくい。

顆粒剤

散剤の欠点を改善して作られた。粒子が大きい。
飛び散りにくい。飲みやすい味に加工されている。
 

カプセル剤

ゼラチンで作ったカプセルに薬品を詰めたもの。
体内でもっとも効果的な場所で溶けるように加工。
カプセルから中身を取り出して飲むのは厳禁。

液剤・シロップ剤

子供用のシロップ剤が代表的。
大人用では「咳止め」など。吸収が速い。
かびが生えやすいので保管には注意。

外 用 剤

軟膏 半透明で粘りけがある。
皮膚の表面がジクジクしていたり、ただれている部位に使用。
クリーム 化粧品のクリームと同じ形状。
のびがよいので、広範囲に使用。
ただれている部位には、しみるので注意。
ローション 化粧品のローションと同じ形状。
乾燥している患部に使用。
点眼薬 いわゆる、「めぐすり」。
一回に、一滴で効くようになっている。
開封後は、一ヶ月以内に使い切ることがベスト。
点鼻薬 花粉症や、鼻アレルギーの時に使用。
噴霧するタイプと鼻腔内に滴下するタイプがあります。
 
坐薬・膣剤 肛門や膣に直接入れて、粘膜から吸収する。(速効)
坐薬には、痔治療、解熱、便秘薬など様々な用途がある。
冷所で保存し、間違って口に入れないようにする。
貼付剤(ちょうふざい) いわゆる「はりくすり」。
打ち身やねんざに使用するものが多い。かぶれに注意。
病院では心臓病に使うものもある。
上記以外にも様々な剤形がありますが店頭で多くあるものを載せました。
それぞれ薬の剤形には、意味があり、薬品成分が効果的に目的の場所に到達できるように計算して作られています。
つまり、そのままの形で服用しなければ、薬効を効果的に示すことが出来ません。